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~ 3度目の挑戦で念願のタイトル ~ 園田・第52回兵庫大賞典

小川です。ゴールデンウィークも各地の競馬場で盛り上がった地方競馬ですが、みなさまはいかがお過ごしだったでしょうか?今回は、兵庫県競馬、春の古馬大一番の「兵庫大賞典」を取り上げます。

 2010年からは1870mで施行されている兵庫大賞典。過去5年の優勝馬は、下記の通りです。

 2011年(第47回) レッドゾーン[西脇] 野田学厩舎
 2012年(第48回) オオエライジン[園田] 橋本忠男厩舎
 2013年(第49回) エリモアラルマ[西脇] 盛本信春厩舎
 2014年(第50回) オオエライジン[西脇] 寺嶋正勝厩舎 2014年の記事
 2015年(第51回) タガノジンガロ[園田] 新子雅司厩舎 2015年の記事

 今年も12頭のフルゲートとなった兵庫大賞典。名古屋大賞典に遠征し5着のアクロマティック、前走は船橋に遠征し3着のバズーカ、残念ながらはがくれ大賞典3連覇はならなかったものの、このレースは3度目の挑戦で初優勝を狙うエーシンクリアー、今年の六甲盃でクビ差2着と力をつけてきたバレーナボス、前走、船橋のマリーンカップで3着に食い込んだダブルファンタジーなど、一線級が顔を揃えました。

今年の出走馬

 ①メイショウヨウコウ 1_1_1 ②トリニティチャーチ 1_1_1 ③トウケイロイヤル 1_1 ④バズーカ 1_1
 ⑤オーケストラピット_1 ⑥エーシンクリアー 1_1 ⑦マッハタイザン_1 ⑧ヒシサブリナ 1_1
 ⑨ニシノイーグル 1_1 ⑩アクロマティック 1_1 ⑪バレーナボス 1_1 ⑫ダブルファンタジー_1

 1番人気に支持されたのは、名古屋大賞典5着のアクロマティック、2番人気には船橋遠征3着で高知の赤岡修次騎手鞍上に迎えたバズーカ、3番人気にははがくれ大賞典からの巻き返しを狙うエーシンクリアーと、遠征組が上位人気。単勝1ケタ台はこの3頭で、以下、バレーナボス、ダブルファンタジーという人気順でレースを迎えました。

 メイショウヨウコウが出遅れてスタートとなった今年の兵庫大賞典。トウケイロイヤル、エーシンクリアー、マッハタイザン、アクロマティックが横並びでの先行争いとなりますが、押してハナに立ったのはエーシンクリアー。この4頭が先行集団を形成し、離れた中団にダブルファンタジー、人気の一角バズーカとバレーナボスは、後方からじっくり前を見る形でレースを勧めます。

  兵庫大賞典 1_1_1 スタート直後の先行争い

 スタート後は縦長の展開で進みますが、1周目のゴール前では馬群も詰まり、ゆったりとした流れに。エーシンクリアーが後続を引っ張りますが、ここでバズーカとバレーナボスは中団までポジションを挙げます。

  兵庫大賞典 2_1 兵庫大賞典 3_1 1周目のゴール前

 向正面に入っても軽快に逃げるエーシンクリアー。マッハタイザン、トウケイロイヤルもこれについていきますが、徐々に離されていきます。人気のアクロマティック、バズーカも捲って追い上げますが、前を行くエーシンクリアーはその差を広げ直線へ。

 直線に入ると、後続との差を一気に広げたエーシンクリアー。後続の2着争いを尻目に独走し、終わってみれば9馬身差の圧勝劇で、兵庫大賞典3度目にしてうれしい初優勝。一昨年3着、昨年2着の雪辱を果たしての優勝となりました。

  兵庫大賞典 4_1 園田 第52回兵庫大賞典 結果

  兵庫大賞典 5_1 ⑥エーシンクリアー 3_1 会心の勝利を喜ぶ田中学騎手

 エーシンクリアーは、兵庫大賞典3度目の挑戦で初優勝。これで重賞タイトルは7勝目。橋本忠明調教師は、2015年1月3日の新春賞をエーシンスパイシーで制して以来の重賞制覇となりました。

  口取り 6_1 口取り 1_1 口取り 3_1 口取り

 表彰式では、SKNフラッシュ8とそのたんも登場。そのたんは、前日の兵庫チャンピオンシップ当日に披露した新しい衣装の和服姿で登場し、田中騎手の勝利を祝福しました。

  表彰式_1_1 表彰式:記念撮影_1 表彰式

  そのたん 2_1_1 そのたん 3_1_1 新しい衣装で表彰式に登場したそのたん

  表彰式:田中学騎手 2_1 表彰式:田中学騎手 3_1 田中学騎手は、この勝利が通算3160勝目

 今回の兵庫大賞典の優勝が、通算3160勝目となった田中学騎手。父親の田中道夫調教師の現役時代の勝利数の3164勝に、あと4勝に迫りました。現役時代は、「園田の帝王」と呼ばれた田中道夫調教師。偉大な父の数字を超えるのも、近日中に実現しそうです。

 このレースが目標だったため、次走は未定というエーシンクリアー。積極的に遠征する同馬だけに、今後の動向に注目が集まります。

エーシンクリアー[牡6] 兵庫[西脇] 橋本 忠明 厩舎

 父:エイシンサンディ 母:キャントンガール(母の父:Storm Boot)
 生産者:栄進牧場(北海道浦河郡浦河町)
 馬主:平井 克彦 氏
 通算成績:37戦14勝(2016年5月5日現在)
 
重賞勝ち鞍

 2012年10月24日 園田 兵庫若駒賞
 2012年12月31日 園田 園田ジュニアカップ
 2013年10月10日 笠松 岐阜金賞[SPⅠ]
 2014年3月16日 佐賀 はがくれ大賞典
 2015年3月15日 佐賀 はがくれ大賞典
 2015年10月16日 園田 姫山菊花賞
 2016年5月5日 園田 兵庫大賞典

~ 南関東クラシック1冠目 ~ 大井・第61回羽田盃(SⅠ)

小川です。季節は早いもので、ついこないだまで寒かったのが、今は春。桜は散ってしまいましたが、南関東クラシックはこれから始まります。今回は、南関東クラシック1冠目の羽田盃(SⅠ)を取り上げます。

 今年の羽田盃は、出走すれば人気の一角を占めることが確実視されていた川崎のポットガイが、最終追い切り後に骨折。復帰に半年を要する見込みで無念のリタイア。人気は、京浜盃を制したタービランスが1番人気、同競走2着のグランユニヴェールが2番人気、全日本2歳優駿以来となるハイセイコー記念馬トロヴァオが3番人気、昨年の平和賞馬アンサンブルライフが4番人気という順で人気を集めました。

  ①タービランス 2_2_1 タービランス[浦和]
  ⑦グランユニヴェール 3_1_1 グランユニヴェール[大井]
  ②トロヴァオ 1_2_1 トロヴァオ[大井]
  ⑭アンサンブルライフ 2_1_1 アンサンブルライフ[浦和]

  フォクスホールが好スタートを切りますが、押してハナに立ったのはラクテ。アンサンブルライフ、ジャーニーマンがこれに続き、タービランスはその直後の位置取り。トロヴァオとグランユニヴェールはタービランスを見ながらの競馬で向正面へと入ります。

 大きく縦長の展開でレースは進みますが、3コーナーでラクテが捕まると、代わってアンサンブルライフとジャーニーマンが先頭に立ち、連れてタービランスも進出を開始。

 直線に入るとジャーニーマンが先頭に立ちますが、残り200mで粘るジャーニーマンをかわしタービランスが先頭に立ちます。後方からトロヴァオとグランユニヴェールが追い上げますが、グランユニヴェールは前を行く2頭とは離され、最後はタービランスとトロヴァオの一騎打ちに。最後はトロヴァオの追撃を振り切ったタービランスがクビ差で制し、南関東クラシック1冠目を手中に収めました。3着には、直線半ばまで先頭に立ったジャーニーマンが入線。グランユニヴェールは5着という結果に終わりました。

  羽田盃  大井 第61回羽田盃(SⅠ) 結果

  ⑬ジャーニーマン 8_1_1 最後は力尽きたが、ジャーニーマンは見せ場十分の3着

  口取り 2_1 口取り 5_2_1 口取り

  表彰式:森泰斗騎手_1_1 勝利ジョッキーの森泰斗騎手

  表彰式:水野貴史調教師_1_1 管理する水野貴史調教師

 管理する水野貴史調教師は、高崎競馬から移籍し、調教師に転身。森泰斗騎手も宇都宮競馬からの移籍と、北関東コンビで掴んだ勝利となりました。

  表彰式:記念撮影 1_1_1 タービランスは3つ目の重賞タイトル

 転入初戦のニューイヤーカップは僅差の2着でしたが、続く京浜盃、羽田盃と連勝したタービランス。南関東移籍後、これで3戦2勝と、クラシックの主役に躍り出ました。果たして東京ダービーで2冠達成なるか?今回対戦した馬たちの巻き返しはあるのか?また、別路線からの駒を進める馬たちの台頭はあるか?東京ダービー向けて、楽しみは尽きません。

タービランス[牡3] 浦和・水野貴史厩舎

 父:パイロ 母:チャームエンジェル(母の父:Theatrical)
 生産者:大川牧場(北海道勇払郡厚真町)
 馬主:泉 俊二 氏
 通算成績:9戦6勝(2016年4月20日現在)
 
重賞勝ち鞍

 2015年10月13日 門別 サンライズカップ[H3]
 2016年3月16日 大井 京浜盃(SⅡ)
 2016年4月20日 大井 羽田盃(SⅠ)

  

~ 今年も遠征馬が上位を独占! ~ 笠松・第11回笠松グランプリ(SPⅠ)

小川です。11月も下旬となり、街中ではイルミネーションも灯るなど、冬の足音も徐々に近づいてきた今日このごろ。今回は、笠松競馬場で行われた全国交流重賞の「第11回笠松グランプリ(SPⅠ)」を取り上げます。

 笠松グランプリの前身は、2004年までダートグレード競走として行われていた「全日本サラブレッドカップ(GⅢ)」。2005年にダートグレードを返上し、東海・近畿・北陸地区のブロック交流重賞となりました。2012年からは地方競馬全国交流競走となっています。過去10回の優勝馬は、下記の通りです。

 2005年(第1回):ホワイトサイクロン[金沢]
 2006年(第2回):ミツアキタービン[笠松]
 2007年(第3回):マサアンビション[名古屋]
 2008年(第4回):ベストタイザン[兵庫]
 2009年(第5回):イイデケンシン[兵庫]
 2010年(第6回):マルヨフェニックス[笠松]
 2011年(第7回):エーシンクールディ[笠松]
 2012年(第8回):エーシンクールディ[笠松]
 2013年(第9回):エスワンプリンス[佐賀]  2013年の記事
 2014年(第10回):ジョーメテオ[浦和] 2014年の記事

 これまでの成績は、他地区所属馬6勝、笠松所属馬4勝となっていますが、近年は2年連続で遠征馬が勝利し、上位を独占しているこのレース。今年は、岩手・大井・浦和・兵庫・高知から各1頭が参戦。笠松競馬場で実績を挙げている馬が参戦してきましたが、残念ながら兵庫から遠征予定のバズーカが出走取消となりました。

  ⑩ラブバレット 1_1 ⑩ラブバレット[岩手]
  ⑦ゴーディー 1_1 ⑦ゴーディー[大井]
  ⑨サトノタイガー 1_1 ⑨サトノタイガー[浦和]
  ④エプソムアーロン 1_1 ④エプソムアーロン[高知]

 地元の東海地区からは、ダートグレードの常連のタッチデュールや、東海菊花賞4着のベルラインなど5頭が、遠征馬を迎え撃ちました。

  ①リックムファサ 1_1_1 ①リックムファサ
  ②タッチデュール 1_1 ②タッチデュール
  ⑤ブルータンザナイト 1_1 ⑤ブルータンザナイト
  ⑥トップフライアー 1_1 ⑥トップフライアー[名古屋]
  ⑧ベルライン 1_1 ⑧ベルライン[名古屋]

 1番人気はサトノタイガー、2番人気にラブバレットと、ダートグレードで実績のある遠征馬が支持され、3番人気には、昨年のオッズパークグランプリをレコードで制したエプソムアーロンと、遠征馬が人気の上位を占めました。

 4コーナーのポケットからスタートする笠松の1400m戦。先行争いを制したのは、出ムチをくれてハナを主張した名古屋のトップフライアー。ゴーディー、サトノタイガー、ラブバレットの遠征馬がこれに続き、エプソムアーロン、リックムファサは中団からの競馬。タッチデュールとブルータンザナイトが最後方のポジションで、1コーナーへと入ります。

  レース 1_1 レース 2_1 1周目のゴール前

 向正面でもトップフライアーが逃げますが、先行する遠征馬たちがこれを捕えにかかり、3コーナーでサトノタイガーが先頭に。ラブバレットも一緒に上がり、ピタリとマークします。エプソムアーロン、リックムファサも前を追いかけますが、ゴーディーは先行集団から遅れ始めます。

 直線に入ると、サトノタイガーとラブバレットが後続を徐々に引き離しマッチレースになるも、ゴール手前でラブバレットが抜け出し優勝。サtノタイガーが2着、エプソムアーロンが3着にそれぞれ入り、今年も遠征馬が上位を独占しました。地元の笠松勢は、リックムファサの4着が最先着しました。

  レース 4_1  笠松・第11回笠松グランプリ(SPⅠ) 結果

 ラブバレットは、これが3つ目の重賞タイトル。

  口取り 1_1 口取り 2_1 口取り 3_1 口取り 4_1

  表彰式:山本聡哉騎手_1 勝利ジョッキーの山本聡哉騎手

  表彰式:菅原勲調教師_1 管理する菅原勲調教師

  表彰式 2_1 表彰式:記念撮影_1 表彰式

 ラブバレットにとっては、今年5月のさきたま杯(JpnⅡ)以来、2度目の遠征となりましたが、今回、遠征競馬で初となる重賞制覇を飾りました。短距離のダートグレード競走でも堅実な走りを見せる同馬。今後のさらなる活躍に期待したいところです。

ラブバレット[牡4] 岩手(水沢)・菅原勲厩舎

 父:ノボジャック 母:リバイバルガール(母の父:バブルガムフェロー)
 生産者:津島 優治(北海道浦河郡浦河町)
 馬主:内山 一郎 氏
 通算成績:21戦9勝(2015年11月26日現在)
 重賞勝ち鞍:2013年 水沢・ビギナーズカップ  2014年 水沢・金杯  2015年 笠松・笠松グランプリ(SPⅠ)

~ 南関東勢3連覇!! ~ 水沢・第28回ダービーグランプリ

小川です。関東はまだ暖かい日もあり、場所によってはまだ紅葉も見ることはできますが、岩手は既に冬の到来を感じさせる気候になっている今日このごろ。今回は、水沢競馬場で行われた、「第28回ダービーグランプリ」を取り上げます。

 「ダービーグランプリ」が創設されたのは1986年。当時は、地方競馬全国交流競走はまだほとんどなく、画期的なレースでした。1997年に中央馬にも門戸が開放されダートグレード競走となるも、2007年を最後に休止。2010年に、地方競馬全国交流競走として復活し、現在に至っています。2010年に復活して以降、昨年までの優勝馬は下記の通りです。

 2010年:ロックハンドスター[岩手]
 2011年:カミノヌヴォー[岩手] ※盛岡競馬場で実施
 2012年:ロッソコルサ[岩手]
 2013年:ジェネラルグラント[船橋]
 2014年:ドラゴンエアル[川崎]  昨年の記事はこちら

 今年は、北海道1頭、大井1頭、船橋2頭、浦和1頭、金沢1頭の6頭が遠征。特に南関東から遠征の4頭は、クラシック優勝馬とクラシック戦線で好成績を収めた馬が揃って駒を進めました。また、北海道と金沢からも、地元の重賞で実績のある馬が参戦し、今年も豪華な遠征馬が揃いました。

  ⑨タイムビヨンド 1_1 ⑨タイムビヨンド[北海道]
  ③ヴェスヴィオ 1_1 ③ヴェスヴィオ[大井]
  ④ストゥディウム 1_1 羽田盃(SⅠ)優勝馬 ④ストゥディウム[船橋]
  ⑪オウマタイム 1_1 京浜盃(SⅡ)優勝馬 ⑪オウマタイム[船橋]
  ⑥ラッキープリンス 1_1 東京ダービー(SⅠ)優勝馬 ⑥ラッキープリンス[浦和]
  ⑧ライブザドリーム 1_1 サラブレッド大賞典優勝馬 ⑧ライブザドリーム[金沢]

 迎え撃つ地元岩手からは、不来方賞1・2着馬をはじめ6頭が出走。3年ぶりの優勝をかけて臨みました。

  ①ラブブレイブ_1_1 不来方賞2着馬 ①ラブブレイブ
  ②クインオブザナイト 1_1_1 ②クインオブザナイト
  ⑤レッドサヴァージ 1_1 ⑤レッドサヴァージ
  ⑦ツリーハウス_1 ⑦ツリーハウス
  ⑩ピアノコンチェルト_1 ⑩ピアノコンチェルト
  ⑫ダイワエクシード_1 ⑫不来方賞優勝馬 ⑫ダイワエクシード

 上位人気は拮抗していましたが、最終的に1番人気に支持されたのはオウマタイム[船橋]。差のない2番人気に東京ダービー馬ラッキープリンス[浦和]。3番人気にヴェスヴィオ[大井]、4番人気にストゥディウム[船橋]と続き、少し離れた5番人気にレッドサヴァージ、6番人気に不来方賞馬ダイワエクシードが支持を集め、今年も遠征馬に人気が集まりました。

 スタート直後の先行争いは、ラッキープリンス、ライブザドリーム、オウマタイムの3頭が併走する形となり、直後に不来方賞馬ダイワエクシードが続きます。3コーナーに入る頃にはオウマタイムが抜け出し単独で先頭に立ち、2番手にダイワエクシード、3番手集団にラッキープリンスとライブザドリーム、タイムビヨンド、ヴェスヴィオと遠征馬が続き、1周目のゴール前を通過します。

  レース 1_1 1周目のゴール前 先頭で通過するオウマタイム

  レース 2_1 ラッキープリンスは3番手集団からのレース

 向正面に入ると、オウマタイムがリードを広げて逃げますが、3コーナーに入る頃には3番手集団の遠征馬たちが一団となってオウマタイムに並びかけます。中でも際立っていたのが、中団からレースを進めたストゥディウムをタイムビヨンドの2頭。オウマタイムを外から交わし、直線に入ります。

 直線に入ると、ストゥディウムとタイムビヨンドの2頭が抜けますが、ストゥディウムが後続との差を広げ、勝負あり。2着にはストゥディウムとともに上がっていったタイムビヨンドが入り、3着には直線で伸びてきた岩手のレッドサヴァージが入線しました。

  レース 3_1  水沢 第28回ダービーグランプリ 結果

  ⑪オウマタイム 5_1 逃げたオウマタイムは4着
  ③ヴェスヴィオ 6_1 ヴェスヴィオは5着
  ⑥ラッキープリンス 5_1 ラッキープリンスは直線で伸びを欠き、6着
  ⑧ライブザドリーム 9_1 金沢から参戦のライブザドリームは12着

 ストゥディウムは、これが4つめとなる重賞タイトル。南関東勢は、2013年ジェネラルグラント、2014年ドラゴンエアルに続き、ダービーグランプリ3連覇となりました。

  口取り 4_1 口取り 1_1 口取り 2_1

 石崎駿騎手は、2013年にジェネラルグラントで制して以来、ダービーグランプリは2勝目。ちなみに父親の石崎隆之騎手は、1997年にイシノサンデー[JRA]でダービーグランプリを制しています。

  表彰式:石崎駿騎手 1_1 ダービーグランプリ2勝目を飾った石崎駿騎手

  表彰式:矢野調教師 1_1 矢野義幸調教師は、ダービーグランプリ初制覇

  表彰式:松本厩務員 1_1 松元厩務員

 表彰式では、トークショーに出演した津田麻莉奈さんと杉原杏璃さんが、プレゼンターを務めました。

  表彰式 2_1 表彰式

 今年も遠征馬の勝利で幕を閉じたダービーグランプリ。近年は南関東からも強豪馬が参戦し、注目度も増しているだけに、来年以降も目が離せないレースになりそうです。

ストゥディウム[牡3] 船橋・矢野義幸厩舎

 父:ルースリンド 母:ルナマリア(母の父:ジェイドロバリー)
 生産者:清水 誠一(北海道様似郡様似町)
 馬主:(株) Nicks
 通算成績:15戦5勝(2015年11月23日現在)
 重賞勝ち鞍:2014年 船橋・平和賞(SⅢ) 大井・ハイセイコー記念(SⅡ)  2015年 大井・羽田盃(SⅠ) 水沢・ダービーグランプリ

~ 日韓交流も3年目に ~ 大井・'15インタラクションカップ

小川です。だんだんと秋の気候となり、朝晩は寒く感じられるようになりました。季節の変わり目でもあるので、体調を崩さないよう、気を付けたいですね。今回は、日韓交流競走の「’15インタラクションカップ」を取り上げます。

 今年で3年目となる日韓交流競走。8月30日にソウル競馬場で行われた、韓日シンガポールの3国国際交流競走「第2回アジアチャレンジカップ(韓国GⅢ)」では、韓国・ソウル競馬場所属のチェガンシラーが優勝しました。

 第2回アジアチャレンジカップ(GⅢ) 優勝馬:チェガンシラー

  2015 ACC_1_1 0P5C4232_1.jpg 0P5C4224_1.jpg

 今年は、アジアチャレンジカップ3着馬のチョングを筆頭に3頭が参戦。迎え撃つ日本勢も、サトノタイガーや韓国での雪辱を期すタイセイレジェンドなど、12頭が出走しました(ゴールスキーは挫石で出走取消)。

  ①チョング 1_1 ①チョング 3_1 ①チョング[韓国] ユ・スンワン騎手
  ③ブルータンザナイト 1_1 ③ブルータンザナイト
  ④ファイヤープリンス 1_1 ④ファイヤープリンス
  ⑤ケビンドゥ 1_1 ⑤ケビンドゥ
  ⑥コアレスピューマ 1_1 ⑥コアレスピューマ
  ⑦サトノタイガー 1_1 ⑦サトノタイガー
  ⑧エアラフォン 2_1 ⑧エアラフォン
  ⑨クリノアマダプラム 1_1 ⑨クリノアマダプラム
  ⑩トレボーネ 1_1 ⑩トレボーネ
  ⑪メジャーアスリート 1_1 ⑪メジャーアスリート
  ⑫カウボーイソン 1_1 ⑫カウボーイソン 2_1 ⑫カウボーイソン[韓国] オ・ギョンファン騎手
  ⑬ダイナミクジルジュ 1_1 ⑬ダイナミックジルジュ 2_1 ⑬ダイナミックジルジュ[韓国] 倉兼育康騎手
  ⑭エリモフェザー 1_1 ⑭エリモフェザー
  ⑮マルカバッケン 1_1 ⑮マルカバッケン
  ⑯タイセイレジェンド 1_1 ⑯タイセイレジェンド

 人気は、サトノタイガーが圧倒的な支持を集め、韓国のチョングが2番人気。3番人気にはJRAからの転入初戦となるマルカバッケン、4番人気に韓国での雪辱を期すタイセイレジェンド、5番人気にアフター5スター賞で2着となり波乱を演出したコアレスピューマが支持を集めました。

 スタートはややバラけた感じとなりましたが、先手を主張したのは韓国のチョングとコアレスピューマ。スタートはあまりよくなかったチョングですが、二の脚を使い、押してハナへ。コアレスピューマがこれに続き、前2頭を見る形でサトノタイガー、韓国のカウボーイソン、タイセイレジェンド、エリモフェザーらが続きます。ファイヤープリンス、韓国のダイナミックジルジュらは後方からの競馬となり、縦長の展開で3コーナーへと差し掛かります。

 4コーナーを周り、チョングが先頭で直線へと入りますが、直後に付けていたサトノタイガーがインから抜け出すと、あっという間にチョングを交わし先頭に立ち、後続との差を一気に広げます。チョングも必死で粘りますが、道中、後方からレースを進めたメジャーアスリートが外から追いあげ、残り50mで2番手に上がり2着を確保。最内からはファイヤープリンスもじわじわとポジションを上げ、ゴール前でチョングを交わし3着入線。韓国勢は、逃げ粘ったチョングの4着が最高でした。

  レース 2_1 口取り 1_1 口取り 2_1
 
  ’15 インタラクションカップ 結果

  表彰式:左海誠二騎手_1 勝利ジョッキーの左海誠二騎手

  表彰式_1 表彰式:記念撮影 1_1 表彰式

 プレゼンターは、韓流アーティストのパク・ジュニョンさんが務めました。

  表彰式:記念撮影 2_1 パク・ジュニョンさん(左)

 3頭参戦した韓国勢は、逃げ粘ったチョングの4着が最高でした。

  ①チョング 4_1_1 ①チョング 5_1 最先着のチョング 4着

  ⑫カウボーイソン 4_1 6番人気のカウボーイソンは8着

  ⑬ダイナミックジルジュ 4_1 倉兼騎手で参戦のダイナミックジルジュは10着

 今年は日本馬の勝利となった日韓交流競走。サトノタイガーが昨年のJBCスプリント2着の底力を見せ、完勝のレース内容でした。

サトノタイガー[牡7] 浦和・小久保智厩舎

 父:キングカメハメハ 母:ファビラスターン(母の父:サンデーサイレンス)
 生産者:社台ファーム(北海道千歳市)
 馬主:里見 治 氏
 通算成績:42戦8勝(JRA所属時:26戦5勝)
 重賞勝ち鞍:2014年 川崎マイラーズ(SⅢ) アフター5スター賞(SⅢ)
プロフィール

チーム南関

Author:チーム南関
中川明美(競馬ブック記者)
辻井光多郎(日刊競馬記者)
小川慎介(フォトグラファー)
若松亮太(フォトグラファー)
山田環(ライター)

”チーム南関”が南関競馬の裏のウラまで?!話題を探して奔走します!

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