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JBCまであとわずか 私のおすすめグルメ in 金沢競馬場

まもなくJBCが行なわれる金沢競馬場。エレベーターの設置や、施設の改修など、初のJBC開催に向け、現在、急ピッチで準備が進められています。

 地方競馬の特色のひとつは、その競馬場でしか味わえない、独特のグルメ。盛岡・水沢競馬場のジャンボやきとり、川崎競馬場のタンメン、笠松競馬場のどてめし、佐賀競馬場のラーメンなど、それぞれの競馬場に代表的なグルメがあります。今回は、私がおすすめする金沢競馬場のグルメをご紹介致します。

 金沢競馬場といえば、握りたてのお寿司が食べられることで有名ですが、場内には2件のお寿司屋さんがあります。今回は、パドック横の飲食店街の中にある、「宇ノ気玉寿司」をご紹介致します。

  0P5C8924_1.jpg パドック横にある、「宇ノ気玉寿司」

 宇ノ気玉寿司は、金沢市の隣のかほく市にある店舗からご主人がネタとシャリを持参し、開催日に営業しています。店内はカウンター席が10席。ご主人の人柄に魅かれるファンも多く、店内には、ファンの方からプレゼントされた写真たちが飾られています。

  0P5C8918_1_1.jpg 店内の様子

 メニューは5品で、持ち帰りも可能。注文を受けてから握るので、握りたてのお寿司が堪能できます。ご主人曰く、「30年前から料金は変わらず、提供しています。」とのこと。

  0P5C8937_1.jpg メニュー一覧

 私がいつもオーダーしているのは、1200円の「にぎり」。その時期の旬なネタが並べられたお寿司で構成されています。

  0P5C8910_1_1.jpg にぎり 1200円

 宇ノ気玉寿司さんは常連客も多く、お寿司を食べながら、馬券談義に花が咲くこともしばしば。的中して、追加注文というお客さんもしばしば見受けられます。競馬場でお寿司を握るとあって、ご主人もお寿司を握る傍ら、穴予想で金沢競馬を楽しんでいます。行かれた方はぜひ、長年、金沢競馬を見続けてきたご主人の穴予想にもご注目を。

 もうすぐ行なわれるJBCに向けて、ご主人からメッセージをいただきました。

 「その時期の旬なネタを用意し、提供しておりますので、競馬場にお越しの際は、ぜひ、当店にお立ち寄りください。JBC当日は混雑が予想されますので、売り切れ次第終了の早い者勝ち。ぜひ、当店でご賞味を!」

 ご主人のおっしゃるとおり、JBC当日は混雑が予想されますので、早めに食べておくことをおすすめします。


宇ノ気玉寿司 データ

 営業日:金沢競馬開催日(場外発売日は非営業日)
 営業時間:競馬場開門後 ~ 売り切れ次第、終了
 座席数:カウンター10席

 なお、本店は金沢市の隣のかほく市にあります。金沢競馬にお越しの際、お時間があるようでしたら、ちょっと足を延ばして、本店の「宇野気玉寿司」さんにも足を運ばれてみてはいかがでしょうか?営業時間、アクセス等については、HPをご覧ください。

  宇野気玉寿司 HP
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~芝巧者が全国から参戦~ 盛岡・第15回OROカップ

1996年に、街中から郊外に移転した盛岡競馬場。別名、「OROパーク」という愛称でも呼ばれている現在の盛岡競馬場ですが、「ORO」という言葉は、スペイン語で「黄金」という意味を表しています。

 現在の競馬場に移転され、地方競馬で唯一、芝コースを設けた盛岡競馬場ですが、芝コースで実施される重賞として1999年に創設されたのが、「OROカップ」。現在は芝コースでの重賞は9つ行なわれていますが(2013年現在)、1999年当時は、芝コースでの重賞はごくわずかでした。創設当初は2400mで行なわれていましたが、2000年に東北地区交流(岩手・上山・新潟)となり、翌2001年には東日本地区交流(北海道・岩手・上山・新潟・高崎・栃木・南関東)に拡大され、距離も1700mに変更。2003年には地方全国交流となり、距離が1600mに変更されるも、2007年から再び1700mに戻り、現在に至っています。また、2008年からはスタリオンシリーズ競走に指定され、優勝馬の関係者には、指定馬の種付け権が付与されます。過去の優勝馬には、ロイヤルスターやオークファイヤーなどの岩手競馬の芝巧者のほか、JRAでも大活躍したコスモバルク、岩手競馬の芝重賞の常連コスモヴァシュランなどがその名を連ねています。

 現在、岩手競馬で行なわれている芝の重賞で他地区所属馬が出走可能なのは、オパールカップ(3歳)、せきれい賞(3歳以上)、OROカップ(3歳以上)の3競走。近年は、芝に活躍の場を求めて遠征するする馬の数も年々増加。今年のOROカップも、他地区枠4頭に対し、実に21頭(選定外の馬も含む)が登録し、実績を挙げている馬でないとなかなか出走にこぎつけるのも困難な状況になっています。

 そのような状況の中から、今年のOROカップに出走した他地区からの参戦馬は4頭。南関東から移籍し、現在はホッカイドウ競馬所属のケイアイライジン。昨年のOROカップを制したナターレ(川崎)。昨年のこのレースで、追い込んでナターレの2着に入ったハテンコウ(大井)。JRA所属時に京成杯オータムハンデを制し、今年の春に高知に転入。前走、重賞の建依別(たけよりわけ)賞を制し、勢いに乗って高知から参戦のファイアーフロート。

  ③ケイアイライジン 1_1 ③ケイアイライジン 3_1 ケイアイライジン(北海道)

  ⑥ナターレ 1_1 ⑥ナターレ 8_1 ナターレ(川崎)

  ⑫ハテンコウ 1_1 ⑫ハテンコウ 2_1 ハテンコウ(大井)

  ⑩ファイアーフロート 1_1 ⑩ファイアーフロート 7_1 ファイアーフロート(高知)

 迎え撃つ地元岩手勢は、JRAオープン馬で、大井を経て今夏に岩手に移籍し、前走、転入初戦の桂樹杯を制したマイネルファルケ。7月のオパールカップを制した3歳馬のハカタドンタクなど8頭が出走。計12頭で争われました。

  ⑤マイネルファルケ_1 大井から移籍のマイネルファルケ

  ⑧ハカタドンタク 1_1 今年のオパールカップの覇者 ハカタドンタク

 今年のOROカップ。最終的に1番人気に推されたのはファイアーフロート。続く2番人気は昨年の優勝馬ナターレ。地元の3歳馬ハカタドンタク、ホッカイドウから参戦のケイアイライジンの順で人気を集め、他地区勢が人気の上位を占めました。スタートして主導権を握ったのはケイアイライジン。ナターレもハナをうかがうも、2番手からの競馬を選択し、離れた2番手にナターレが付けます。さらに離れた3番手には高知のファイアーウロートがつけ、直後にハカタドンタク。マイネルファルケは中団から、昨年2着馬の大井・ハテンコウは、後方の位置取りからレースを進めます。

 レース 1_1 スタート後、ハナを切ったのはケイアイライジン

 ケイアイライジンが軽快に逃げるも、3コーナーから4コーナーにかけてファイアーフロートが一気に進出し、2番手に押し上げるも、ナターレもこの動きを見て進出。直線では3頭の争いとなるも、一気に伸びたナターレがファイアーフロートを突き放し、逃げ込みを図るケイアイライジンも交わすと、後続に2馬身の差をつけ、昨年に続き連覇を達成。2着には、3頭の直後からレースを進め、直線で追い込みを見せた地元の3歳馬ハカタドンタク。3着には、1番人気のファイアーフロートが入りました。勝ちタイムの1.43.7は、ジョープロテクターが記録した従来のレコードをコンマ8秒短縮するもので、レコードタイムで自身の優勝に華を添えました。

  レース 4_1_1 ⑥ナターレ 11_1 ナターレがレコードタイムで連覇を達成

 盛岡 第15回OROカップ 結果

吉原寛人騎手コメント

 「(ハナに)行けたら行っててくれという指示でしたが、スタートしてケイアイライジンがハナにいったため、このまま付いて行ったらハイペースに巻き込まれて1700mは持たないと判断し、2番手からの競馬に切り替えました。道中は離れていたこともあり、競られる形にならなかったのは馬にとってよかったですね。3~4コーナーにかけて外からファイアーフロートにこられた時は心配でしたが、ナターレもその時にハミを取ってくれたので、直線で弾けてくれました。本馬場で返し馬に入った時、昨年より飛びが数段良くなっていたので、馬の成長を感じたとともに、今日はいい競馬ができると感じましたね。直線でハミを取った時、『これは勝てる!』と思いましたし、そうしたら一気に突き抜けてくれました。馬に感謝です。レコード更新ということで、僕の名前が岩手に残るというのは本当にうれしいですね。こうして連覇を達成することができたのもファンのみなさんの応援のおかげですし、これからも(岩手に)遠征する機会がありましたら、応援よろしくお願いします。」

 ナターレを担当するのは、かつて岩手競馬で活躍し、数々の重賞を制した小竹清一厩務員。現役時代は、スイフトセイダイやアラブのコウギョウハンターなど、岩手競馬を代表する名馬たちの主戦騎手として活躍しました。今回は、故郷である岩手での勝利。連覇の喜びは格別なものとなったことでしょう。

  ⑥ナターレ 2_1 ⑥ナターレ 7_1 ⑥ナターレ 10_1 ナターレと小竹厩務員

  表彰式:小竹清一厩務員 2_1 表彰式での小竹厩務員

  表彰式 1_1 表彰式 2_1 OROカップ表彰式 いちばん右が小竹厩務員

プロフィール

チーム南関

Author:チーム南関
中川明美(競馬ブック記者)
辻井光多郎(日刊競馬記者)
小川慎介(フォトグラファー)
若松亮太(フォトグラファー)
山田環(ライター)

”チーム南関”が南関競馬の裏のウラまで?!話題を探して奔走します!

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