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~南関東クラシック前哨戦~ 大井・第38回京浜盃(SⅡ)

小川です。季節も春になり、桜の開花も告げられているこの頃。南関東では牝馬クラシックが始まり、牡馬のクラシックも前哨戦が行われる時期となりました。今回は、大井競馬場で行われた京浜盃について取り上げます。

 年が明け3歳になると、ニューイヤーカップ(浦和・SⅢ)から始まり、 雲取賞(大井・準重賞) → 京浜盃(大井・SⅡ)というステップを経て、南関東クラシックへとつながっていきます。羽田盃の最終便ともいえるクラウンカップ(川崎・SⅢ)も今週に控えていますが、前哨戦として重要な位置づけとなっているのが京浜盃です。

 歴代の優勝馬には、ロジータ、ブルーファミリー、スペクタクル、ジョージタイセイ、ナイキジャガー、キャニオンロマン、ゴールドヘッド、トーシンブリザード、ナイキアディライト、シーチャリオット、クラーベセクレタなど、クラシックを制覇しただけでなく、その時代を代表する馬たちが名を連ねています。昨年はハッピースプリントが優勝し、南関東クラシックでも活躍したのは、記憶に新しいとことです。

 今年はフルゲートの16頭がエントリー。准将に駒を進めた馬や、ひと息入れて京浜盃から始動する馬など、様々な路線からの出走となりました。また、鞍上に他地区の騎手を起用する陣営もあり、馬の力関係だけでなく、鞍上にも注目が集まる一戦となりました。

 3頭出しでこのレースに臨んだのは、浦和の小久保厩舎と船橋の林厩舎。中でも小久保厩舎は、3頭中2頭に兵庫のトップジョッキー2名を起用し、注目が集まりました。

 小久保厩舎からは、重賞勝ち馬2頭を含む3頭がエントリー

  ①パーティメーカー 1_1_1 ①パーティーメーカー 的場文男騎手

  ②ラッキープリンス 1_1 ②ラッキープリンス 3_1 ②ラッキープリンス 木村健騎手(兵庫)

  ⑯ジャジャウマナラシ 1_1 ⑯ジャジャウマナラシ 2_1 ⑯ジャジャウマナラシ 田中学騎手(兵庫)

 林厩舎も、鎌倉記念の優勝馬オウマタイムを筆頭に3頭出し。

  ⑬馬時間 1_1 ⑬オウマタイム

  ⑧エンターザスフィア 2_1 ⑧エンターザスフィア

  ⑮フラットライナーズ 1_1 ⑮フラットライナーズ

 1番人気は、ハイセイコー記念優勝馬のストゥディウム。管理する矢野調教師は、ロイドと2頭出し。

  ⑦ストゥディウム 1_1 ⑦ストゥディウム

  ④ロイド 1_1 同じく矢野厩舎の ④ロイド

 2番人気は、雲取賞で惜敗のクラバズーカー。残念ながら雲取賞を制したノースノースは不出走でしたが、2戦2勝で挑むカールトンガーデン、吉原寛人騎手起用で臨むヴェスヴィオなど、南関東の一戦級がほぼ揃った一戦となりました。

  ⑤クラバズーカー 3_1 2番人気の支持を集めた ⑤クラバズーカー

  ⑨カールトンガーデン 2_1_1 2戦2勝で初の重賞参戦 ⑨カールトンガーデン

  ③ヴェスヴィオ 1_1 吉原騎手起用で一発を狙う ③ヴェスヴィオ

 スタートは、コンドルダンスが出遅れましたが、注目の先行争いは、内枠の利を生かし、木村健騎手騎乗のラッキープリンスがハナを主張。吉原騎手のヴェスヴィオがこれに続き2番手。大外から田中学騎手騎乗のジャジャウマナラシもハナに立とうとしますが、内枠2頭に加え、オウマタイムも好スタートから先行したため4番手からの競馬となり、先行集団を形成し、1コーナーへと向かいます。1番人気のストゥディウムとフラットライナーズ、エンターザスフィア、カールトンガーデン、パーティーメーカーらは、先行集団を見ながら好位集団を形成。クラバズーカーは中団から追走する展開でレースは進みます。

  レース 1_5_1 1周目の先行争い

 先行集団で抜群の手応えだったのはオウマタイム。向正面ではハナに立つラッキープリンスをいつでも捕えられる勢いで3コーナーへ。3コーナーに入ると馬なりで先頭に立つと、遅れ始めた先行集団を尻目に直線に入ります。直線に入ると、オウマタイムと後続との差は広がる一方で、終わってみれば8馬身差の圧勝でゴール。混戦の2着争いは、好位からレースを進めたフラットライナーズが粘るヴェスヴィオをクビ差捕え2着を確保。3着のヴェスヴィオまでが、来月行われる羽田盃の優先出走権を確保しました。

  レース 2_2_1 第38回京浜盃(SⅡ) 結果

 オウマタイムは鎌倉記念に続いての重賞制覇。林正人調教師、左海誠二騎手ともに、京浜盃は初制覇となりました。

  口取り 1_1 口取り 2_1 口取り

  表彰式_1 表彰式:記念撮影_1 表彰式

  表彰式:左海誠二騎手_1 勝利ジョッキーの左海誠二騎手

 「抜群の手応えだったので、馬とケンカしてもいけないと思い、馬の行く気に任せたらこういう結果になった。8馬身も離すとは思いませんでした。」とレースを振り返る左海騎手。羽田盃に向けて、視界は良好といったところでしょうか。

 いっぽう、1番人気に推されたストゥディウムは直線で伸びず11着。2番人気のクラバズーカーも見せ場なく8着と、人気馬2頭は振るわない結果となりました。果たして羽田盃での巻き返しなるか?このほかにも、クラウンカップから羽田盃に駒を進める馬も現れるだけに、オウマタイムの牙城を崩すのはどの馬なのか?新星の登場もあるだけに、クラシック1冠目の羽田盃が楽しみになってきました。

 オウマタイム[牡3] 船橋:林正人厩舎

  父:タイムパラドックス 母:ケイウンブルーム(母の父:ジョリーズヘイロー)
  
  生産者:原ファーム(北海道日高郡新ひだか町)
  馬主:山口裕介 氏
  通算成績:10戦4勝(重賞:2014鎌倉記念 2015京浜盃)
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