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~ 浦和所属馬、25年ぶりのダービー制覇 ~ 大井・第61回東京ダービー(SⅠ)

小川です。ダービーWeek真っ只中の地方競馬ですが、今回は、南関東所属の3歳馬の頂点を決める、「第61回東京ダービー(SⅠ)」を取り上げます。

 1955年に、「春の鞍」という名称で創設された東京ダービー。現在の名称になったのは1966年の第12回からで、1967年から距離が2400mに変更されました。

 南関東のクラシック競走は、羽田盃 → 東京ダービー → 東京王冠賞という3冠体系で、春に羽田盃と東京ダービーが、秋に東京王冠賞というスタイルで行われてきましたが、1996年に春に3冠競走すべてを行うアメリカンスタイルに変更され、東京王冠賞と東京ダービーの順番が入れ替わりました。東京ダービーは、1999年に距離が2400mから2000mへと変更になり、さらには2002年に東京王冠賞が廃止。3冠競走の最後にジャパンダートダービーが加わり、現在に至っています。

 旧体系でのクラシック3冠馬は、ヒカルタカイ(1967年)、ゴールデンリボー(1975年)、ハツシバオー(1978年)、サンオーイ(1983年)、ハナキオー(1986年)、ロジータ(1989年)の5頭。ロジータは、牝馬唯一の南関東3冠馬で、同年に桜花賞と東京大賞典も制しています。

 現行のレース体系になってからのクラシック3冠馬は、現在のところ2001年のトーシンブリザードただ1頭。トーシンブリザードは、この年を最後に廃止された東京王冠賞も制しており、「4冠馬」となっています。

 ここで、過去5年の東京ダービー馬についても写真で振り返りたいと思います。

  2010 東京ダービー 2010年 マカニビスティー[大井]

  2011 東京ダービー 2011年 クラーベセクレタ[船橋]

  レース 5_1 2012年 プレティオラス[大井]

  2013 東京ダービー 2013年 インサイドザパーク[船橋]

  2014 東京ダービー 2014年 ハッピースプリント[大井]

 今年もフルゲートとなった東京ダービー。羽田盃馬ストゥディウムと京浜盃を圧勝したオウマタイムに加え、牝馬クラシックホースのララベルとティーズアライズも参戦。騎乗するジョッキーも、吉原寛人騎手(金沢)、田中学騎手(兵庫)、吉村智洋騎手(兵庫)のほか、当日行われたJRA条件交流競走で騎乗した内田博幸騎手、戸崎圭太騎手が古巣でダービーに騎乗。柴田大知騎手も、ウィンバローラスに騎乗するなど、中央、地方の腕利きジョッキーが集結しました。

 今年の東京ダービー出走馬

  ①ドライヴシャフト 2_1_1 ①ドライヴシャフト 内田博幸騎手(JRA)

  ②ジャジャウマナラシ 2_1_1 ②ジャジャウマナラシ 田中学騎手(兵庫)

  ③ティーズアライズ 3_1 ③ティーズアライズ 東京プリンセス賞馬

  ④ララベル 2_1 ④ララベル 桜花賞馬

  ⑤コンドルダンス 3_1 ⑤コンドルダンス 吉村智洋騎手(兵庫)

  ⑥ミッドストラーダ 4_1 ⑥ミッドストラーダ 戸崎圭太騎手(JRA)

  ⑦オウマタイム 1_1 ⑦オウマタイム 京浜盃馬

  ⑧ストゥディウム 1_1 ⑧ストゥディウム 羽田盃馬

  ⑨フラットライナーズ 2_1 ⑨フラットライナーズ

  ⑩クラバズーカー 2_1 ⑩クラバズーカー

  ⑪ウィンバローラス 5_1 ⑪ウィンバローラス 柴田大知騎手(JRA)

  ⑫レーザー 2_1 ⑫レーザー

  ⑬ラッキープリンス 1_1 ⑬ラッキープリンス

  ⑭ヴェスヴィオ 1_1 ⑭ヴェスヴィオ 吉原寛人騎手(金沢)

  ⑮ブルーマイスキー 1_1 ⑮ブルーマイスキー

  ⑯パーティメーカー 2_1 ⑯パーティメーカー 的場文男騎手

 スタートしてハナを主張したのは、ドライヴシャフトとオウマタイムの2頭でしたが、枠順の利を生かし、ドライヴシャフトがハナで1コーナーへ入ります。オウマタイムがこれに続き、牝馬のティーズアライズが離れた3番手を追走。ウィンバローラス、桜花賞馬ララベル、ラッキープリンス、ミッドストラーダらが集団を形成し、クラバズーカー、ストゥディウムらが後方待機でレースを進めます。

  レース 1_1 ハナに立つドライヴシャフト

 向正面に入ると、抑えきれないとばかりにオウマタイムがドライヴシャフトを交わし先頭に立ち、後続との差を広げにかかります。交わされたドライヴシャフトは後続に捕まり後退。パーティメーカー、クラバズーカーは仕掛けながらポジションを上げにかかります。

 オウマタイムが先頭で3コーナーに入るも、ウィンバローラス、ティーズアライズ、ララベル、ラッキープリンスがピタリと続き、一団となって直線へ。直線に入ると横一線になり、懸命に逃げるオウマタイムにウィンバローラスが並びかけますが、その外からラッキプリンスが一気に交わします。ララベルも馬場の真ん中からじりじりと伸びてきますが前を捕らえるまでには至らず。残り100mでパーティメーカーとヴェスヴィオが迫るも、抜け出したラッキープリンスが3/4馬身凌ぎ、第61代東京ダービー馬に輝きました。

  2015 東京ダービー ゴール photo:Ryota Wakamatsu

  第61回東京ダービー(SⅠ) 結果

  東京ダービー 口取り 口取り  photo:Ryota Wakamatsu

 2着には猛追したパーティメーカーが入り、小久保智厩舎は東京ダービーでワンツー。パーティメーカーに騎乗の的場文男騎手は、惜しくも3/4馬身差でダービーのタイトルに手が届かず、悲願の東京ダービー制覇はお預けとなりました。浦和所属馬は、1990年ノ「アウトランセイコー以来、25年ぶりの東京ダービー制覇となりました。

  レース 5_1 ⑯パーティメーカー 5_1 惜しくも2着の的場文男騎手  

  ④ララベル 3_1 桜花賞馬ララベルは4着

  ⑪ウィンバローラス 6_1 12番人気のウィンバローラスは5着と大健闘

  ⑧ストゥディウム 2_1 羽田盃馬ストゥディウムは末脚不発の7着で2冠ならず

  ⑬ラッキープリンス 5_1 表彰式:今野忠成騎手 1_1 今野忠成騎手は、東京ダービー初制覇

 「直線では、早く先頭に立ちすぎたかな、と思いました。今日は大井の直線が長く感じましたね。」と語った今野騎手。2007年にフリオーソでジャパンダートダービーを制している今野騎手ですが、東京ダービー制覇は今回が初めてとなりました。

  表彰式:原幹恵さん_1 プレゼンターは、女優の原幹恵さん

  表彰式_1 表彰式:記念撮影 1_1 表彰式

 ラッキープリンスとパーティメーカーは、ともに次走はジャパンダートダービーの予定。次走はJRA勢との対戦になるが、小久保厩舎の快進撃に期待したい。


ラッキープリンス[牡3] 浦和・小久保智厩舎

 父:サイレントディール 母:ウォータートスカ(母の父:オペラハウス)
 生産者:畔高牧場(北海道浦河郡浦河町)
 馬主:国田 正忠 氏
 通算成績:12戦6勝(2015年6月3日現在)
 重賞勝ち鞍:2015年 浦和・ニューイヤーカップ(SⅢ) 大井・東京ダービー(SⅠ)


 
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