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~ 2着続きに終止符で重賞初制覇 ~ 大井・第49回黒潮盃(SⅡ)

小川です。みなさまは、お盆休みはいかが過ごされましたでしょうか?お盆休み中も、地方競馬は各地で開催され、イベントなども盛りだくさんでした。今回は、8月12日に大井競馬場行われた、「第49回黒潮盃(SⅡ)」を取り上げます。

 黒潮盃が創設されたのは1967年。1998年までは春に実施され、南関東クラシックの前哨戦という意味合いの強いレースでした。オールドファンの方にとっては、クラシック前哨戦のイメージが未だに強いことと思います。

 春に施行されていた時代の歴代優勝馬は、南関東のレコードホルダーとして名前を目にするカツアールをはじめ、ホスピタリティ、ステートジャガー、マルゼンアディアル、シナノジョージ、チャンピオンスター、アウトランセイコー、カシワズプリンセス、ブルーファミリー、ジョージタイセイ、スペクタクル、ナイキジャガー、キャニオンロマンなど、南関東クラシック優勝馬や、古馬になって大活躍した馬たちがその名を連ねています。

 1999年からは、現在の施行時期に移動。2003年に東日本地区交流として門戸を開放。翌2004年からは地方競馬全国交流競走となりました。2010年には、岩手競馬でダービーグランプリが復活したのに伴い、ダービーグランプリ指定競走となり、1着馬にダービーグランプリの優先出走権が与えられるようになりました。

 現行の時期になってからの優勝馬は、ボンネビルレコード、アスターバジル、マルヨフェニックス[笠松]、ツクシヒメ、オオエライジン[兵庫]、アスカリーブルなど。昨年は、スマイルピースが優勝し、楢崎功祐騎手が南関東移籍後、初重賞制覇を飾りました。

 2006年:5連勝で臨んだアスターバジルが6連勝で重賞初制覇。

  2006 黒潮盃 アスターバジル アスターバジル

 2007年:笠松のマルヨフェニックスがJDD12着から巻き返して優勝。

  2007 黒潮盃 1 2007 黒潮盃 2 マルヨフェニックス

 2011年:7戦7勝で臨んだ、「兵庫の雷(いかずち)」オオエライジンが優勝し、無傷の8連勝を達成。

  2011 黒潮盃 1 2011 黒潮盃 2 オオエライジン

 2012年:南関東牝馬クラシック2冠馬のアスカリーブルが、貫禄の勝利。

  2012 黒潮盃 アスカリーブル アスカリーブル

 2014年:スマイルピースが優勝し、楢崎功祐騎手は南関東移籍後、初重賞制覇。

  2014 黒潮盃 スマイルピース 表彰式:楢崎騎手 2_1 スマイルピース & 楢崎功祐騎手

 今年は他地区から、兵庫2頭、高知1頭を迎え、フルゲートの16頭立て。南関東からは、東京ダービー2着馬のパーティメーカー、東京湾カップの覇者ドライヴシャフト、3連勝でこのレースに駒を進めたゴーオン、雲取賞2着のクラバズーカー、JRAから移籍後4戦目のタケルオウジ、ここまで5戦連続2着のブラックレッグなどが出走しました。

 今年の出走馬

  ①ゴーオン 1_1_1 ①ゴーオン
  ②クラバズーカー 3_1_1 ②クラバズーカー
  ③ブラックレッグ 1_1 ③ブラックレッグ
  ④エンターザスフィア 2_1 ④エンターザスフィア
  ⑤リボンスティック 1_1 ⑤リボンスティック 鞍上:赤岡修次騎手
  ⑥オトコノヒマツリ 3_1 ⑥オトコノヒマツリ[高知] 鞍上:永森大智騎手
  ⑦タケルオウジ 2_1 ⑦タケルオウジ
  ⑧ナニスンネン 1_1 ⑧ナニスンネン[兵庫] 鞍上:大山真吾騎手
  ⑨クールテゾーロ 1_1 ⑨クールテゾーロ
  ⑩ノブワイルド 2_1 ⑩ノブワイルド
  ⑪アロマベール 2_1 ⑪アロマベール
  ⑫マイカラー 2_1 ⑫マイカラー
  ⑬パーティメーカー_1 ⑬パーティメーカー 
  ⑭バズーカ_1 ⑭バズーカ[兵庫] 東海ダービー馬 鞍上:木村健騎手
  ⑮ドライヴシャフト 2_1 ⑮ドライヴシャフト 鞍上:吉原寛人騎手
  ⑯ハーモニーウィル 2_1 ⑯ハーモニーウィル

 ゴーオンとパーティメーカーが立ち遅れ気味で、後方からの競馬となったスタートでしたが、好スタートからハナに立ったのはノブワイルド。アロマベール、タケルオウジらがこれに続き、1コーナーへと入ります。

 向正面に入ると縦長の展開となり、そのまま3コーナーへ。先頭のノブワイルドと、これに続くアロマベールとタケルオウジが後続を離して4コーナーから直線へと入ります。

 残り200mでタケルオウジがスパートして直線に立ち、最内からはスタートで出遅れたゴーオンが伸びてきます。そのまま粘りこみを図るタケルオウジでしたが、残り100mで馬場の中団からブラックレッグが一気の脚で迫り、タケルオウジに馬体を併せます。外からは的場騎手のムチに応え、パーティーメーカーも前の2頭を猛追しますが、最後はブラックレッグがタケルオウジを1/2馬身交わしたところがゴール。猛追したパーティメーカーは、タケルオウジにクビ差及ばずの3着でした。

  レース 2_1 第49回黒潮盃(SⅡ) 結果

 他地区から出走した3頭は、バズーカが7着、オトコノヒマツリが12着、ナニスンネンが15着という結果でした。

 ここまで5戦連続2着だったブラックレッグは、JRAから転入後、今回が初の重賞挑戦でしたが、初重賞制覇となりました。

  口取り 1_1_1 口取り 4_1 口取り

 今回、表彰式のプレゼンターを務めたのは、俳優でTCKイメージキャラクターの斎藤工さん。11月1日完成の新スタンド名の発表も、この日に行われました。新スタンドの名称は、「G-front」に決まりました。

  表彰式:斉藤工さん_1 斎藤 工 さん

  表彰式 2_1 表彰式:記念撮影 1_1 表彰式

 これで2着続きにピリオドを打ったブラックレッグ。これからは連勝街道となるでしょうか?まずは次走に注目したいところです。


ブラックレッグ[牡3] 大井・的場直之厩舎

 父:タイキシャトル 母:マイビッグアップル(母の父:マンハッタンカフェ)
 生産者:林 時春(北海道様似郡様似町)
 馬主:平本 敏夫 氏
 通算成績:10戦2勝(2015年8月12日現在 JRA2戦0勝を含む)
 重賞勝ち鞍:2015年 大井・黒潮盃(SⅡ)

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