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~ 南関東勢3連覇!! ~ 水沢・第28回ダービーグランプリ

小川です。関東はまだ暖かい日もあり、場所によってはまだ紅葉も見ることはできますが、岩手は既に冬の到来を感じさせる気候になっている今日このごろ。今回は、水沢競馬場で行われた、「第28回ダービーグランプリ」を取り上げます。

 「ダービーグランプリ」が創設されたのは1986年。当時は、地方競馬全国交流競走はまだほとんどなく、画期的なレースでした。1997年に中央馬にも門戸が開放されダートグレード競走となるも、2007年を最後に休止。2010年に、地方競馬全国交流競走として復活し、現在に至っています。2010年に復活して以降、昨年までの優勝馬は下記の通りです。

 2010年:ロックハンドスター[岩手]
 2011年:カミノヌヴォー[岩手] ※盛岡競馬場で実施
 2012年:ロッソコルサ[岩手]
 2013年:ジェネラルグラント[船橋]
 2014年:ドラゴンエアル[川崎]  昨年の記事はこちら

 今年は、北海道1頭、大井1頭、船橋2頭、浦和1頭、金沢1頭の6頭が遠征。特に南関東から遠征の4頭は、クラシック優勝馬とクラシック戦線で好成績を収めた馬が揃って駒を進めました。また、北海道と金沢からも、地元の重賞で実績のある馬が参戦し、今年も豪華な遠征馬が揃いました。

  ⑨タイムビヨンド 1_1 ⑨タイムビヨンド[北海道]
  ③ヴェスヴィオ 1_1 ③ヴェスヴィオ[大井]
  ④ストゥディウム 1_1 羽田盃(SⅠ)優勝馬 ④ストゥディウム[船橋]
  ⑪オウマタイム 1_1 京浜盃(SⅡ)優勝馬 ⑪オウマタイム[船橋]
  ⑥ラッキープリンス 1_1 東京ダービー(SⅠ)優勝馬 ⑥ラッキープリンス[浦和]
  ⑧ライブザドリーム 1_1 サラブレッド大賞典優勝馬 ⑧ライブザドリーム[金沢]

 迎え撃つ地元岩手からは、不来方賞1・2着馬をはじめ6頭が出走。3年ぶりの優勝をかけて臨みました。

  ①ラブブレイブ_1_1 不来方賞2着馬 ①ラブブレイブ
  ②クインオブザナイト 1_1_1 ②クインオブザナイト
  ⑤レッドサヴァージ 1_1 ⑤レッドサヴァージ
  ⑦ツリーハウス_1 ⑦ツリーハウス
  ⑩ピアノコンチェルト_1 ⑩ピアノコンチェルト
  ⑫ダイワエクシード_1 ⑫不来方賞優勝馬 ⑫ダイワエクシード

 上位人気は拮抗していましたが、最終的に1番人気に支持されたのはオウマタイム[船橋]。差のない2番人気に東京ダービー馬ラッキープリンス[浦和]。3番人気にヴェスヴィオ[大井]、4番人気にストゥディウム[船橋]と続き、少し離れた5番人気にレッドサヴァージ、6番人気に不来方賞馬ダイワエクシードが支持を集め、今年も遠征馬に人気が集まりました。

 スタート直後の先行争いは、ラッキープリンス、ライブザドリーム、オウマタイムの3頭が併走する形となり、直後に不来方賞馬ダイワエクシードが続きます。3コーナーに入る頃にはオウマタイムが抜け出し単独で先頭に立ち、2番手にダイワエクシード、3番手集団にラッキープリンスとライブザドリーム、タイムビヨンド、ヴェスヴィオと遠征馬が続き、1周目のゴール前を通過します。

  レース 1_1 1周目のゴール前 先頭で通過するオウマタイム

  レース 2_1 ラッキープリンスは3番手集団からのレース

 向正面に入ると、オウマタイムがリードを広げて逃げますが、3コーナーに入る頃には3番手集団の遠征馬たちが一団となってオウマタイムに並びかけます。中でも際立っていたのが、中団からレースを進めたストゥディウムをタイムビヨンドの2頭。オウマタイムを外から交わし、直線に入ります。

 直線に入ると、ストゥディウムとタイムビヨンドの2頭が抜けますが、ストゥディウムが後続との差を広げ、勝負あり。2着にはストゥディウムとともに上がっていったタイムビヨンドが入り、3着には直線で伸びてきた岩手のレッドサヴァージが入線しました。

  レース 3_1  水沢 第28回ダービーグランプリ 結果

  ⑪オウマタイム 5_1 逃げたオウマタイムは4着
  ③ヴェスヴィオ 6_1 ヴェスヴィオは5着
  ⑥ラッキープリンス 5_1 ラッキープリンスは直線で伸びを欠き、6着
  ⑧ライブザドリーム 9_1 金沢から参戦のライブザドリームは12着

 ストゥディウムは、これが4つめとなる重賞タイトル。南関東勢は、2013年ジェネラルグラント、2014年ドラゴンエアルに続き、ダービーグランプリ3連覇となりました。

  口取り 4_1 口取り 1_1 口取り 2_1

 石崎駿騎手は、2013年にジェネラルグラントで制して以来、ダービーグランプリは2勝目。ちなみに父親の石崎隆之騎手は、1997年にイシノサンデー[JRA]でダービーグランプリを制しています。

  表彰式:石崎駿騎手 1_1 ダービーグランプリ2勝目を飾った石崎駿騎手

  表彰式:矢野調教師 1_1 矢野義幸調教師は、ダービーグランプリ初制覇

  表彰式:松本厩務員 1_1 松元厩務員

 表彰式では、トークショーに出演した津田麻莉奈さんと杉原杏璃さんが、プレゼンターを務めました。

  表彰式 2_1 表彰式

 今年も遠征馬の勝利で幕を閉じたダービーグランプリ。近年は南関東からも強豪馬が参戦し、注目度も増しているだけに、来年以降も目が離せないレースになりそうです。

ストゥディウム[牡3] 船橋・矢野義幸厩舎

 父:ルースリンド 母:ルナマリア(母の父:ジェイドロバリー)
 生産者:清水 誠一(北海道様似郡様似町)
 馬主:(株) Nicks
 通算成績:15戦5勝(2015年11月23日現在)
 重賞勝ち鞍:2014年 船橋・平和賞(SⅢ) 大井・ハイセイコー記念(SⅡ)  2015年 大井・羽田盃(SⅠ) 水沢・ダービーグランプリ
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