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~競馬界も日韓交流~ 大井・日韓交流インタラクションカップ

これまで、人的交流は散発的に行なわれていた日本の競馬と韓国競馬。かつて、新潟県競馬で行なわれていた「日韓チャレンジカップ」や、JRAで行なわれていた「韓国馬事会杯」などで韓国の騎手を招待していたほか、最近では倉兼育康内田利雄騎手を始め、地方競馬の騎手が韓国で長期滞在するなど、韓国競馬との人的交流が活発化しつつあります。また、2010年には韓国のパク・ゼホ騎手が荒尾競馬で期間限定騎乗するなど、韓国から日本にやってくる騎手も出てくるようになりました。

 そして今年、大井競馬(TCK)と韓国馬事会(KRA)が、相互に国際交流競走を実施することが決定。この国際競走は人馬を含めた交流競走で、韓国の競走馬との交流競走は、「日本初」となります。

 相互での実施ということで、まずは韓国で9月1日に、「韓日競走馬交流競走(ダート1400m)」が行なわれ、日本から、ビッグガリバー、トーセンアーチャー、ファイナルスコアーの3頭が遠征。1着賞金は137,500,000ウォン(日本円に換算して約1200万円)で、フルゲート14頭で争われた「韓日競走馬交流競走」。レースは、日本から遠征したトーセンアーチャーが、直線で末脚を爆発させて後続をまとめて差し切り優勝。日本馬として、記念すべき韓国初勝利を挙げました。共に遠征したビッグガリバーが5着、ファイナルスコアーも6着という健闘を見せたほか、韓国で期間限定騎乗中の倉兼育康も韓国のインディアンブルーに騎乗し、3着に入線しました。

 舞台を日本に移し、11月26日に大井競馬場で行なわれた「日韓交流インタラクションカップ(1200m)」。1着賞金は1000万円の14頭立て。韓国から3頭の招待馬が参戦し、TCK所属馬からは11頭がエントリーしました。

  出走馬掲示板_1 インタラクションカップ 出走表

 韓国から参戦したのは、次の3頭。純韓国産馬のフルムーンパーティ。デビューから4戦無敗の3歳牝馬フライトップクイン。韓国で行なわれた交流競走で2着に敗れたワッツヴィレッジ。騎手の勝負服ですが、いずれも韓国での勝負服を着用しています。

  ④フライトップクイン 2_1 ④フライトップクイン 3_1 ④フライトップクイン 6_1 フライトップクイン

  ②フルムーンパーティ 1_1 ②フルムーンパーティ 3_1 ②フルムーンパーティ 4_1 フルムーンパーティ

  ⑥ワッツヴィレッジ 1_1 ⑥ワッツヴィレッジ 2_1 ワッツヴィレッジ

 TCKからは、重賞勝ち馬と重賞戦線で活躍する馬たちがエントリー。9月の韓日競走馬交流競走で優勝したトーセンアーチャー、同レースに遠征したファイナルスコアーも出走しました。

  ①ミヤサンキューティ 2_1_1 ミヤサンキューティ  ③セントマーチ 2_1 セントマーチ

  ⑤ブリーズフレイバー_1 ブリーズフレイバー  ⑦ゴーディー 1_1 ゴーディー

  ⑭ヤサカファイン 2_1 ヤサカファイン

  ⑪トーセンアーチャー _1 韓日競走馬交流競走の覇者 トーセンアーチャー

  ⑨ファイナルスコアー_1 韓国での雪辱を期す ファイナルスコアー

 1番人気の支持を集めたのはセントマーチ。以下、ミヤサンキューティ、コウギョウダグラス、ゴーディーと日本勢が上位人気を形成。韓日競走馬交流競走の覇者トーセンアーチャーは10番人気、同レース6着のファイナルスコアーは11番人気の評価。

 韓国勢は、4戦無敗のフライトップクインが5番人気と、招待馬3頭の中ではまずまずの支持を集めたものの、ワッツヴィレッジが9番人気、フルムーンパーティーが12番人気という評価でした。

 レースは、ワッツヴィレッジが好スタートから果敢に先頭に立つと、フライトップクイン、フルムーンパーティが続く形で韓国勢が先行集団を形成。人気のセントマーチ、ミヤサンキューティ、ゴーディーはいずれも中団からの競馬。ヤサカファインと、韓国のレースに遠征したトーセンアーチャー、ファイナルスコアーは、後方からの競馬で勝機をうかがいます。

 4コーナーに入っても韓国勢がそのまま先団を形成し、直線へ。直線に入っても、ワッツヴィレッジの脚色は衰えることなく軽快に逃げ、後続との差を引き離しにかかります。日本勢は、直線に入り、ミヤサンキューティーが猛然と追い上げ、逃げるワッツヴィレッジに猛追しますが、逃げたワッツヴィレッジがクビ差で凌ぎ勝利。韓国所属馬として、記念すべき日本での初勝利を挙げました。上位2頭から1馬身差の3着にはコウギョウダグラスが入り、1番人気セントマーチは4着。韓国では6着だったファイナルスコアーは6着、韓国での覇者トーセンアーチャーは10着に終わったほか、ワッツヴィレッジと共に先行したフライトップクインとフルムーンパーティの韓国勢は、それぞれ11着と13着という結果に終わりました。

  レース 2_1 レース 3_1  インタラクションカップ 結果

  レース 6_1 ソ・スンウン騎手は喜びのガッツポーズ ⑥ワッツヴィレッジ 3_1

 韓国所属馬としては、記念すべき日本での初勝利ということもあり、関係者は終始上機嫌。口取り撮影では、喜びを爆発させていました。

  口取り 1_1 口取り 3_1 厩務員さんは、終始笑顔

  口取り 4_1 口取り 5_1 口取り撮影でも上機嫌

  口取り 6_1 韓国での雪辱を果たしたワッツヴィレッジ

  表彰式:ソ・スンウン騎手 2_1 ソ・スンウン騎手

 表彰式では、プレゼンターとして韓国アイドルユニットの「Apeace」が来場。優勝馬関係者とともに喜びを分かち合いました。

  表彰式_1 表彰式:記念撮影 1_1 表彰式の様子

  表彰式:記念撮影 3_1 表彰式後も喜びに浸る、ウ・チャング調教師
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